オージーのサービス精神
パース市内から少し足を延ばそうと、ワインで有名なスワン・バレーとスワン川を下るクルーズに参加した。ワインテイスティング後のほろ酔い気分で乗船したクルーズでは、クルーの掛け合いが見ものだった。
誕生日の乗客のためにサプライズソングを歌ったり、クルー2人が交代で歌を披露。ただ単に船を操縦しているだけではない。クルーズにはアフタヌーンティーも含まれていたが、「このケーキはクルーが汗水流して切って用意した」と船の操縦士が茶々を入れれば、船内が沸く。川を下りながら、船内が一体となる感覚がなんとも心地よい。
久しぶりに味わった観光産業に携わるオージーのおもてなし。以前観光でオーストラリアを訪れた際に感じた「もう一度来たい」という気持ちを思い出した。(豪々)
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