ハリエンジュの木

わが自宅の玄関前に、ハリエンジュの木がある。春が近づくとわが団地内に植えられたハリエンジュの葉が一斉に芽吹き出すので、すがすがしいほどの光景だ。ところが今年の春は一斉に芽吹いた後に、自宅前の木だけ葉が小さくなり始め、ついには全て枯れてしまった。団地のほかのハリエンジュはようようと茂っているのにもかかわらず、だ。

一体これはどういうわけか?まず疑ったのは、隣家の仕業か、ということだった。そのハリエンジュにはたまに夜にポッサムが登るので、ふん尿の匂いを周辺に漂わすことがある。それを嫌い、木の根本や表皮に、ポッサムよけで何か毒物を塗ったのではないか、ということだ。隣家の老夫婦が、それをやろうとしていたと聞いたことがあるからだ。

ところが団地の管理人によると、彼も当初それを疑ったが、そうではないようだと言う。ハリエンジュの木は数年に一度こういう年がある、と話す。そんなまさか、とは思うが、真相は闇のままだ。(西嵐)

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