ユーチューブ長者

オーストラリアで料理番組の人気がすごい。特に一般参加者が料理の腕などを競うリアリティー番組は、ヒット番組の続編に加え、別のスタイルの新番組が次々とテレビに登場するありさまだ。

料理をしている様子を趣味で動画投稿サイトの「ユーチューブ」に投稿し、本業を上回る収入を得る人も出てきた。あるシドニー出身の小学校教師の男性は、子ども向けの本物の「3Dケーキ」を作る映像が人気となり、今や教師を辞めてケーキ作りに専念しているという。

交流サイト(SNS)などで見る知人の投稿には時折、もはや芸術であるほど精巧な「キャラ弁(子ども向けに人気キャラクターの顔などをご飯やおかずを使って作るお弁当)」写真が。彼女が作っている様子を録画し、英語の字幕などつければ世界的なヒットになるのではないか、とひそかに思っている。

(葉羽)

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