「料理の鉄人」に続け!
オーストラリアの公共放送SBSが、食べ物に特化した地上波チャンネルの開設を11月に計画している。予算削減に直面しているにもかかわらず、1日24時間、毎日放送という熱の入れようだ。グルメや料理のほか、食に関連した旅番組を流すという。
SBS向けのテレビ番組制作に関与した知人によると、これまで関わった食関連の番組は非常に安定した人気を保っており、「ハズレがない」そうだ。特にオーストラリアで活躍する外国出身のシェフが母国の食をオージー向けに紹介するのがウケているという。
食への興味は万国共通。英語で制作された番組は世界各国のテレビ局に販売できるため、ビジネス的にも優れているという。日本の1990年代の人気番組「料理の鉄人」が現在も「Iron Chef」として海外で放送されていることに驚いた人もいるのでは。日本のグルメ、料理番組もどんどん英語に吹き替えて輸出するわけにはいかないのだろうか。(葉羽)
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