昼食戦争

ある日のランチで、フードコートで焼きそばのようなメニューを注文した。定番のサンドイッチに飽きていたので、その食欲をそそる見た目と匂いについ誘われてしまった。

これがおいしい。辛いもの好きにはたまらない味だ。が、ひとつ欠点があった。量が多いことだ。友人とシェアが出来るほどの山盛りだ。いくらおいしくても満腹を得ればそこから食を楽しむことは出来なくなる。シェアする仲間もいないため孤独な戦いは始まった。

やっとの思いで焼きそばの乱を制覇し、大きく重くなった腹を抱えて立ち上がった。その時目に映ったのは、焼きそばをパック詰めの状態で持ち帰る戦士の姿。その手があったか。

アツアツで見栄えの良さを楽しむか、席を探す苦労もなく、好きな分だけ食べられる持ち帰りタイプを選ぶか。明日こそ完璧な形で昼食戦争に勝利したい、そう誓いつつ、思わずゲップした。(后茄)

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

生産高660億豪ドルと好調なオーストラリアの農業界ですが、なぜか輸出はふるいません。何故でしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る