久しぶりのフィッシュマーケット

タスマニア州で食べたカキのおいしさが忘れられず、カキをお手軽価格で楽しもうと、2年ぶりにシドニーのフィッシュマーケットを訪れた。

セレブ気分で早速同州産のカキとワインを大人買いしてみたが、市場全体に魚のにおいがすごく、食欲が一気になえた。建物から離れて水辺の席に座ったものの、水も臭う。慣れるだろうと少し座っていたが、今度は大声で話す中国人グループ客に囲まれてしまった。落ち着かず、結局自宅に持ち帰った。

築地市場と比べるのは酷だが、あのにおいはどうなのか。店員にも中国語で早口で話しかけられ、しゃべれないというとそっぽを向かれた。フィッシュマーケット、こういう場所だったかなと2年前の記憶を探る。マーケットは近くのブラックワトルベイへの移転が昨年決まったが、次に行くのは完成予定の2020年でいいかなと、一人ごつ。2年後にはすっかり忘れて、またカキを買いに出掛けてしまいそうだが。(葉羽)

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