聖夜の兵糧攻め
日本ではクリスマスと言えば商売のかきいれ時であり、スーパーも飲食店もクリスマスメニューなどを用意して賑わっている。一方、キリスト教系の欧米諸国ではクリスマスが国民の祝日として制定されており、その日は家で家族や友人と過ごす日であり、外食することはあまりない。そのため、クリスマスの時期は大手スーパーやレストランはおろか、コンビニすらまったく開いておらず、水を買うことすら困難になることがある。
オーストラリアに来た最初の年はこれだけ移民も多い国だし、大丈夫だろうと高をくくって買いだめをし忘れ、見事に痛い目に遭った。スーパーもレストランもシャッターが閉まっており、仕方なく向かったマクドナルドですら開いておらず、その年のクリスマスディナーは「冷凍庫にわずかに残っていたタコ焼き+しなびたミックスベジタブル添え」となった。
勤勉な中国系店舗の一部空いていることを最近発見したが、来豪したての人にはクリスマス用の兵糧確保を忘れないよう、口をすっぱくしてアドバイスしている。(松子)
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