たこやき実験

大人になってからグルテンアレルギーを発症した友人は少なくない。その1人である友人とお祭りの屋台が恋しいという話の流れで、グルテンフリーのたこ焼きやお好み焼きを作ってみようということになった。生地にコメ粉を使うたこやきの試作第1弾はもんじゃ焼きのような食感で丸く固まりにくく、さらにもちの味に似ているせいか市販のたこやきソースは合わなかった。第2弾は生地に卵を入れたところ、外側が固まりやすくなった。またソースもゆずこしょう、マスタード、フィッシュソースなどさまざまな調味料を試し、結局しょうゆか天つゆが良いという結論を出した。友人は、週末のマーケットでグルテンフリー商品を販売しており、具に肉や魚を入れなければグルテンフリーかつビーガン(完全菜食主義者)向け商品として売れるかもしれないと喜んでいた。今回のたこやき実験、発明は食い気から生まれることも証明できたのかも。(花坊)

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