自然派オーガニック

オーストラリアではオーガニック食品の人気が続いている。青果売り場では、通常栽培の1・5~2倍の価格で販売されているオーガニック商品をよく見かける。
オーガニック商品を買う消費者は、それだけのプレミアム価格を払うだけの余裕があることもあり、近年は購入する食品を基に富裕層や中流層など、対象家庭が分化されつつもあるようだ。筆者もぜひ富裕層の仲間入りをしてみようと、地元のお店でオーガニックキャベツを手に取ってみた。
オーガニックキャベツも、通常栽培のキャベツよりも2倍ほどだったが、大きさは7割ほど。1キロ当たりで考えたら2倍以上の値段だ。葉の様子を確認すると、農薬の使用が少ないためか、虫食いの跡だらけ。さらに葉の間にはナメクジまでいた。確かに大自然を身近に感じる商品だったが、そっと棚に戻して店を後にした。(梅枝)

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ウェルス編集部