サグンジャの謎
海外の日本食レストランは日本語をベースにした店名をつけることが多いが、近所の回転ずし店は聞きなれない名称で妙に記憶に残っている。その名も「スシ・サグンジャ」。数年前に閉店してしまったが、テリヤキ&マヨネーズをふんだんに使用したメニューや、ガリと一緒に提供されるキムチ、スタッフの雰囲気などから、おそらくオーナーは韓国系。しかし韓国人の知り合いに聞いても「Sagunja」という単語はピンとこないという。
一体何語なのだ?と閉店した後も話題にのぼることがあったが、ある時オージーの家人がふと「Samurai, Shogun, Ninja !?」と天才的なひらめきを披露。確かに店内には侍のようなディスプレイがいくつかあったような…。
あらためてグーグル検索をすると「Sagunja=四君子(しくんし)とは、蘭、竹、菊、梅の4種を、草木の中の君子として称えた言葉」という結果が出てきた。店の雰囲気には前者の方がしっくりくる。いずれにせよ、閉店した今では真相は闇の中だ。(松子)
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