第160回 Yellowglen

「ワインレッド」「ボルドー」「シャンパンゴールド」と、色彩の表現には時にワインが深く関わっている。特にボルドーは本来、フランスの都市の名前であるのに、その地方産の赤ワインと、色の名称にもなってしまっている。それだけ魅力的な赤色は、ブドウの皮に含まれる色素アントシアニンに抗酸化作用があるので注目された。日本で赤ワインブームが起きた火付け役は、この色素と俳優の川島なおみさんだと思う。

そんな赤ワインの色は観葉植物売り場でもマーケティングで利用されている。ボトルを形取ったラベルが人目を引く赤い葉を持つ植物。ワインにしては少し濁っている赤かもしれないがラベルに引かれて購入してしまった。週末に少しずつ進めているガーデニングで庭が完成したら、同じ色のワインでも飲みながらゆったりと庭を眺めてみたいものだ。

また、色を商品名にした人気スパークリングワインもある。豪州の酒屋であればスパークリングワインのコーナーにイエローグレン(Yellowglen)の「Yellow」と「Pink」は置いているのではないだろうか。調べてみると「Red」も「White」もあった。10豪ドル前後の低価格商品なので日常的に楽しめるスパークリングワインだ。

渡部妙子NNA豪州マーケティング部長

投稿者プロフィール

日本で栄養士・管理栄養士資格を持つ。食品会社の品質管理員や、病院食・学校給食の献立作成、栄養指導業務に従事した経験も。06年渡豪。豪州ワインのおいしさに魅せられ、ワイナリー、ワインバーめぐりを趣味とする。 5年間で訪問したワイナリーは50カ所以上。

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