第147回 TINKLERS Wines

シドニーのレストランでワインリストを眺めている時に、実際に行ったことのあるワイナリーから卸しているワインを見つけるとうれしくなる。特に、一般的な酒屋に卸していないような小規模ワイナリーであれば、シドニーに居ながら、そのワインを試せる。選択肢が広がるのでありがたい。

今回、シドニーのレストランPeter Doyle @ the Quayで発見したのは、1年ほど前に訪れたTINKLERS Winesのセミヨンだった。同ワイナリーは、アイルランド系移民のUsher Tinkler氏から6代続く家族経営で、家系図まで見せてもらったことを思い出す。あの時は、シラーズなど赤ワインばかり試していたが、セミヨンはどうだろうか。早速、試してみるとハンターバレーのセミヨンらしく、ミネラルに富んだ風味とほのかなシトラス系フルーツの香りで、シンプルなワインに仕上がっていた。

ちなみに、このセミヨンはSchool Block Semillonと名付けられている。かつてPokolbinで初めての学校だった場所に、1970年代に同ワイナリーがセミヨンを栽培し始めたことから、この名前がつけられたそうだ。

渡部妙子NNA豪州マーケティング部長

投稿者プロフィール

日本で栄養士・管理栄養士資格を持つ。食品会社の品質管理員や、病院食・学校給食の献立作成、栄養指導業務に従事した経験も。06年渡豪。豪州ワインのおいしさに魅せられ、ワイナリー、ワインバーめぐりを趣味とする。 5年間で訪問したワイナリーは50カ所以上。

この著者の最新の記事

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

上場計画を再始動したカキの養殖会社イースト33によると、シドニーロックオイスターの価格は上昇していますが、過去5年間で何%上昇したでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る