第145回 Oyster Bay(3)

日本でチョコレートがバレンタインデー前に大量消費されるように、シドニーでもクリスマス前はチョコレートや、スパークリングワインなどパーティー向け商品が小売店にあふれている。25日のクリスマス当日にはシドニーの街中はゴーストタウン化し、家族や友人と過ごす日となる。そのため、クリスマスイブは、日本のようなロマンチックな日ではなく、ホリデーのための買い物を済ませる日という印象が強い。

当然、スーパーマーケットに併設されたリカーショップにも買い物客が流れ込んでくる。店側もそれを見込んでクリスマスギフトセットを用意したり、試飲コーナーを拡大させているようだ。特に、スパークリングワインはマグナムボトルと呼ばれる1.5リットルの大瓶を特別にディスプレーしている店舗をよく見かける。

そんなディスプレーに引き付けられて、スパークリングワインの売り場に来ると、なぜかジャムが売っている。よく見ると砂糖漬けにした食用ハイビスカスだった。これをイチゴのようにスパークリングワインに入れるのだという。夏のクリスマスを迎える豪州にふさわしい飲み方かもしれない。砂糖漬けにしてあるので1つ入れるだけでずいぶん甘くなる。Oyster BayのCuvee Brutであればすっきりした辛口なのでちょうど良いだろう。

渡部妙子NNA豪州マーケティング部長

投稿者プロフィール

日本で栄養士・管理栄養士資格を持つ。食品会社の品質管理員や、病院食・学校給食の献立作成、栄養指導業務に従事した経験も。06年渡豪。豪州ワインのおいしさに魅せられ、ワイナリー、ワインバーめぐりを趣味とする。 5年間で訪問したワイナリーは50カ所以上。

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