第226回Mount Edward winery

【Mount Edward winery】
34 Coalpit Road Gibbston Highway RD1
Queenstown, New Zealand
Tel:+64-3-442-6113
http://www.mountedward.com/

レストランで水を頼むと「タップウォーター(水道水)ですか?ミネラルウォーターですか?」と聞かれますが、ワインも「タップワインですか?」と聞かれる日が来るかもしれません。

ニュージーランドのレストランでは、ビールのように蛇口からワインを出す店があるそうです。ワインのパッケージはガラスのボトルだけでなく箱やパウチ、ペットボトルなどさまざまになりましたが、レストランで注文するのはたいてい「グラスワイン」か「ボトルワイン」。そこに「タップワイン」が加わるのは画期的です。同レストランのタップワインは、セントラルオタゴのピノ・ノワールなど国内でもブランド力の強いワインですが、ボトリングの手間を省いた分、価格はリーズナブルに設定されています。ワインの酸化を抑えて、フレッシュな状態でサービスされる利点があるそうなので、実際に試してみたいです。

さて、セントラルオタゴのピノ・ノワールは世界のピノ・ノワールファンに近年特に注目されています。豪州でもピノ・ノワールは人気ですが、タスマニア州やビクトリア州の国内産に並んでセントラルオタゴ産も入手できます。その中でも「Mount Edward」は日本人のワインメーカー佐藤嘉晃氏がワイン作りに参加していることで日本でも人気になりました。

これまで、ピノ・ノワールはライトボディーで少し物足りない、また酸味が気になることがありましたが、この「Mount Edward」は酸味は少ないのに軽やかさがあり、何よりも余韻の長いワインです。フルボディーの赤ワインとは違い、柔らかなので合わせる食事の幅が広がるでしょう。チキンなど白身の肉にも合いそうです。

バラエティーのある料理との相性 ★★★★☆
余韻の長さ ★★★★☆
価格の求めやすさ ★★☆☆☆

渡部妙子NNA豪州マーケティング部長

投稿者プロフィール

日本で栄養士・管理栄養士資格を持つ。食品会社の品質管理員や、病院食・学校給食の献立作成、栄養指導業務に従事した経験も。06年渡豪。豪州ワインのおいしさに魅せられ、ワイナリー、ワインバーめぐりを趣味とする。 5年間で訪問したワイナリーは50カ所以上。

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