第13回 大和葡萄酒(株)

【大和葡萄酒(株)】
山梨県甲州市勝沼町等々力776-1
Tel:+81 553-44-0433
http://www.yamatowine.com

年末年始を日本で過ごしました。豪州からの手土産はやはりワインです。土産のワインを選ぶ時に誰しも受け取る人の顔を思い浮かべ、最大限その人の好みにマッチするワインを求めることでしょう。過去に一緒にお酒を飲んだことがあればより一層好みを把握しやすいかもしれません。筆者の独断ですが、日本で梅酒や果実酒を好む人はデザートワインを気に入ります。デザートワインについて説明するときも、梅酒くらい濃くて甘いと伝えるとよく分かってくれます。

さて、今回初めて日本産ワインを豪州への手土産に持って帰りました。ワイン大国豪州ですが、海外ワインの品揃えは日本ほど豊かではありませんし、価格は高めに設定されていますのであまり日常的ではありません。

日本で購入したのは、まさに日本ブランドともいうべき「大和葡萄酒」の「甲州」です。シドニーのレストランやセレクトワイン店で取り扱いがありますが、まだまだ高額で豪州では躊躇してしまうのですが、日本では手軽に購入できます。

そもそも「甲州」はブドウの品種ですが、それが世界的に認定されブランド化されたのは3年ほど前からです。海外での日本食ブームが広まり、連動して日本酒や日本茶が人気になりました。その次のブームとして日本産ワインは注目株です。シドニーにある欧州レストランでワインリストを見れば大抵、豪州ワインとその国のワインがリストにあります。ない場合は、イタリア料理ならサンジョベーゼ、といった具合に、豪州ワインの中からその国が原産のブドウ品種のワインを選んだりします。

日本食レストランでも気軽に上記のようなオプションがあると素敵です。「甲州」ブランドは急速に世界に広がりつつあり、カリフォルニアでも栽培されているようですので、豪州産の「甲州=Koshu」ワインができることも十分にありそうです。

さて、「甲州」のテイスティングノートですが、2011年という新しいものでしたので、かなりさっぱりとしていて、後味が軽やかです。魚の臭みを強調しないので、刺身や白身魚の西京焼にも合いそうです。

将来性 ★★★★☆
注目度 ★★★★☆
知名度 ★★★☆☆

 

渡部妙子NNA豪州マーケティング部長

投稿者プロフィール

日本で栄養士・管理栄養士資格を持つ。食品会社の品質管理員や、病院食・学校給食の献立作成、栄養指導業務に従事した経験も。06年渡豪。豪州ワインのおいしさに魅せられ、ワイナリー、ワインバーめぐりを趣味とする。 5年間で訪問したワイナリーは50カ所以上。

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