地声人語・湖城の窓から- vol.488

2021-2-12

【地声人語】

近所にフクロウが住み着いて困っています。夜になると「ホーホー」と鳴く声が聞こえてきます。こちらの就寝時間と彼らの活動時間が被ってしまい、ベットに入る頃に鳴き始めるのでなかなか寝付けません。最初は物珍しさに喜んでいましたが、お願いですから早く移動してくれませんか。(百芍)

近所にポッサムが住み着いて困っています。夜になると「ギャーギャー」と鳴く声が聞こえてきます。別の動物とけんかでもしているのか、かなり荒れ気味の泣き方です。朝になると庭の植木鉢が倒されているのはあんた達のせいでしょう?。食べ物じゃないですから止めてくれませんか。(西嵐)

近所に野良猫が住み着いて困っています。夜になると「グニャーグニャー」と鳴く声が聞こえてきます。でも昼間はすごく大人しい猫です。その奥ゆかしい感じが回りの人間の琴線に触れ、沢山の餌をもらっていますが、夜の顔は違うことを知っています。昼間「猫をかぶる」のはよしてくれませんか。(尋助)

【湖城の窓から】

「大麦とロブスター」

中国が課した80%を超える関税に関し、中国という巨大市場を失くしたオーストラリア産大麦の行き先が心配されていました。しかし豪連邦政府が世界貿易機関(WTO)に提訴した一方で、輸出業者や農家はしっかり売り先を探していたようです

コロナ(ウイルスではなくビール)で有名なメキシコに麦芽の輸出を開始し、サウジアラビアの48万トンの飼料大麦の入札も勝ち取りました。価格が安くなったこともあるでしょうが既存市場も拡大し、タイ向けは先月の輸出量が過去最大になりました。日本向けも単月平均を5割近く上回っています。

一方のロブスター。巧妙な中国は政府の決定で禁輸した、とは言いませんが、実質的に昨年11月に豪の輸出は完全に停止したようです。オーストラリアにとって中国が一極集中の消費地で、相応の価格を払う代替市場はありません。NZでもロブスターは輸出高が2番目に高い水産品ですが、すべて中国に向かいます。裁量的支出品目のロブスターは、中国以外では多少の値下げでは売れないし、売れるまで下げたら利益が出ない、というジレンマに陥っています。このままでは業界の淘汰が始まりそうです。【ウェルス編集長】

【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】

ワイン醸造大手のトレジャリー・ワイン・エステーツが、事業の3分割を検討しています。完全な分離につながる可能性もありそうですが、なぜ同社は事業分割を検討しているのでしょうか ?(答えは記事中に)

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ウェルスのトリビア

生産高660億豪ドルと好調なオーストラリアの農業界ですが、なぜか輸出はふるいません。何故でしょうか?(答えは記事中に)

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