地声人語・湖城の窓から- vol.490

2021-2-26

【地声人語】

シドニーではずっと天気が悪く肌寒い日が続いており、ちっとも夏らしくありません。去年の山火事よりはよっぽどいいとはいえ、ビーチにも行けずなんとなく消化不良です。万年曇天で有名な英国出身の友人が「もはや英国にいるのと変わらない」と言うので、アフタヌーンティーにでも出かけて英国気分を味わうのが正解なのかもしれません。(岩下)

海ではずっと釣りの不漁が続いており、私にとってはシドニーはちっとも釣り天国らしくありません。去年までは入れ食い状態の日もありました。万年よく釣れることで有名だったリトルマンリーでさえ「もはやフツーの海岸と化した」と言われますが、実際はこちらの釣りが下手なだけだというのが正解なのかもしれません。(西嵐)

わが家ではずっと飼い猫の機嫌が悪い日が続いており、ちっともペットらしくありません。去年までは懐いていて膝上が指定席だったのですが、最近は目が合っても無視されて消化不良です。万年不機嫌で有名な我が息子も「もはや自分以上」と言うので、もう動物園だと思って、もし寄ってきたら珍しがるのが正解なのかもしれません。(尋助)

【湖城の窓から】

「デジャブ?」

先週号で、オーストラリアの酪農加工業者が生産者乳価を据え置いているという記事を掲載しました。乳製品の指標価格が昨年11月から上昇を続けているにもかかわらず乳価に反映していない、という内容です。

すると今週、3大加工業者のうちの一つ、ベガが値上げを発表しました。ようやく、と言っていいでしょうが、サプートと豪フォンテラの2社はいまだ音沙汰なし。業を煮やしたリトルプラウド農相は、「公正な乳価を払わない」と2社を批判しています。しかし酪農界のこんな構図は前にもありました。コールズが1豪ドル牛乳の販売を継続し、ウールワースが値上げしてもだんまりをきめ込んだ時です。農相はこの時もコールズを批判した経緯があります。

市場に政府が過度に介入することは良くないでしょう。農相は酪農業界の持続可能性が損なわれるということで介入しましたが、いつまで酪農業界ににらみをきかす必要があるのでしょうか。【ウェルス編集長】

【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】

小売り大手ウールワースが、ある事業の分離・上場を計画しています。それは何の事業でしょうか ?(答えは記事中に)

 

 

 

 

 

 

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ウェルスのトリビア

上場計画を再始動したカキの養殖会社イースト33によると、シドニーロックオイスターの価格は上昇していますが、過去5年間で何%上昇したでしょうか?(答えは記事中に)

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