編集後記・湖城の窓から- vol.434

2020-1-17

【編集後記】

山火事がひどいので、大気汚染対策の日本からのお土産として、シドニーに長年住む友人にマスクを渡したところ、使い方を聞かれて驚きました。屋内でマスクはしたままでも良いのか、一度外したらすぐ捨てるべきなのか、再度利用できるのかといった質問です。オージーにはまず、うがいやマスクの仕方を教えることから始めるべきでしょう。(花坊)

山火事がひどいので、日本の友人などからは大丈夫かという連絡がよく来ます。先日シドニー中心部で、スモッグがひどい時に、タバコを吸っているオージーを見て驚きました。スモッグの中でスモーク。ついでに部屋で線香でも焚いてみるのもいいかも。やはりスモッグも悪いですが、スモークを吸うのを止めることから始めるべきでしょう。(西嵐)

山火事がひどいので、タバコを止めるべきという意見があるとかないとか。はは、いくら嫌煙ブームでもまさかそんなと思っていたら、左に脈絡のない意見があるのを見て驚きました。スモッグとスモーク?話になりません。喫煙者として言うなら「山火事のスモークが、ものすもーくて何も見えない」位の秀逸なレベルのことから始めるべきでしょう。(尋助)

【湖城の窓から】

天災などでオーストラリア産農産物の生産量が減少傾向にあります。業界団体は生産減に対し、高付加価値戦略で対応するとしています。他国の上を行く高品質な農産物を生産し、競争力を上げ価格競争を避けるというもので、連邦政府も後押ししています。

オーストラリア農業はコモディティー化からの脱却を目指し、レベルの高い市場に参戦するという訳ですが、肝心の生産者の意識が追いついているのか心配です。農家が工夫のない昔ながらのやり方を「これで良いのだ」と繰り返す風景を、何度か目にしたことがあります。しかし一方で農家の世代交代が進み、生産者自身が競争の激しい輸出市場に注目し始めた結果、青果輸出が増えたという話も聞きます。オーストラリアの農業生産は転換期に入っているといえるかもしれません。

さて、この高付加価値戦略、どこかで聞いたことがあります。日本の農水省の輸出促進政策で以前からうたわれていた内容です。日本にとって豪州の参戦はライバル出現と見ているのでしょうか、それとも歯牙にもかけない?(ウェルス編集長)

【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】

QLDの農家が19年かかって成功した種なしライチ、その農家は種なしライチは何の味がすると言ったでしょうか? (答えはこちら

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ウェルスのトリビア

青果企業コスタがAIによる生産管理を始めるそうです。センサーによるデータ収集と分析により、どんな利点があるのでしょうか?(答えはこちら

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