編集後記・湖城の窓から- vol.451

2020-5-22

【編集後記】

買い物に行ったスーパーで、イチゴの値札に「4パックで5豪ドル」とありました。特売のようですが、よく見ると小さく「1パックなら1.25 豪ドル」と書いてあります。まとめ買いの恩恵は全くないのに、なるべく多く売りさばこうという店側の戦略です。目前の情報につられ、8パック買い込もうとする隣のお客がなんとも気の毒でした。(岩下)

昼食に行った中華食堂で、メニューに羊肉中華メンが「14.8豪ドル」とありました。ほかのメンは12.8 豪ドルなのに、何か2豪ドル分高価なのだろうと注文すると、小指ほどの羊肉が載っているだけでした。目前の情報につられて注文してしまった、わが戦略負けです。場末の食堂で、しかもおいしくもない。なんとも残念な気分でした。(西嵐)

給油に行ったガソリンスタンドで、道端の電光看板に「1リットルで105 セント」とありました。当時としては近所でも破格の安さでしたが、行列に並び15 分くらいかかって車に戻ると、「109 セント」に上がっています。目前の情報につられた客を引き込むこの戦略、当然クレームがつき、騒々しいレジ前の店主の表情がなんとも小生意気でした。(尋助)

【湖城の窓から】

第450号のこの欄で書いた、コールズでマグロの刺身を探しても見つからなかったという件で、物流界の読者から刺身販売は1回限りだったのではというコメントをいただきました。生魚のような足の速い食品を配送する場合、通過点が増えれば温度変化や汚濁など、品質悪化のリスクも増えます。1回きりならともかく、オージーに日本のような生魚の取扱いを毎回期待するのは無理なのではという示唆です。

確かにその通り。しばらくはスーパーの刺身は諦めるしかないかもしれません。

ただ、希望もあります。大雑把なオージーのために(かどうかは分かりませんが)、生鮮食品のトレーサビリティを高めるフードテックが今注目を集めています。今週号で報じているエスカボックスは、ウールワースからスピンアウトしたテック企業で、対象を生鮮食品のサプライチェーンに特化しています。今は青果を中心としているようですが、いつか水産物にも拡大することを期待しています。(ウェルス編集長)

【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】

シドニー郊外に住む中国人が、最低10人の仲間が盗んだ粉ミルクを安価で買い取り、中国に不法に送っていたことが分かりました。その中国人は判明時点までに、少なくとも何個の粉ミルクを送っていたのでしょうか?(答えは記事中に)

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ウェルスのトリビア

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