地声人語・湖城の窓から- vol.464

2020-8-21

【地声人語】

しばらく日本には遊びに行けそうにありません。少しでも日本を味わいたくて、日本のドラマを片っ端から観ています。今クールは面白い作品が目白押し。蝉時雨や花火シーンの多いドラマを観ながら、「日本は今夏真っ盛りなんだな」と、当時住んでいた時は大嫌いだった暑い夏を恋しがる日々です。(瀬戸内)

しばらく大勢のパーティーはできそうにありません。少しでも大人数を味わいたくて、大規模なクラブのカフェに行ったりしますが、テーブル席も離れている上に客も少ない。以前はテーブルでの会話も聞き取れないほどだったのですが、もはや会話は小声で十分です。以前は大嫌いだった人いきれを恋しがる日々です。(西嵐)

しばらく体重計には乗れそうにありません。少しでもやせた感じを味わいたくて糖質を減らしたりしてますが、胴回りは太くなる一方。スリムになるどころか、ゴムが伸びたパンツがまたはけるようになりました。ゴミの削減にはいい傾向ですが、以前は大嫌いだったスリム系の服を恋しがる日々です。(尋助)

【湖城の窓から】

「リスクの認識を」

恐れていたことが現実になりました。豪産ワインに対する中国による反ダンピング調査の開始です。
周知のように、中国の政治的な問題に関する不満を、貿易問題で報復するやり方は何度もありました。中国の意趣返しに使われる条件のすべてに合致していたワイン業界は、5月の大麦の時からビクビクしていました。その条件とは、中国の産業に大きな影響をもたらさないこと。中国のアフリカ豚熱によるタンパク質不足を大きく悪化させないこと。そして主食といった非裁量的消費品目ではなく、オーストラリアに影響を大きく与えることができることーーの4つ。ワイン業界ではこれまでの3カ月間に、中国へ輸出が回復してきたという報告もありましたが、結局は糠喜びでした。
対中貿易のリスクを、そろそろ考えるべきでしょう。政府には中国を切る覚悟を決め、別の国に輸出するときのみ輸送費支援をするなど実効性のある政策を期待したいものです。現在の国際貨物支援制度を少し変えるだけです。
次の標的と言われるのはチーズ。ある酪農業界団体幹部は「中国とは過去10年間にすばらしい取引関係を築いた」なんて言ってますが、甘い。今狼狽しているワイン会社の社長と同じセリフです。積み上げたレンガを突然崩す相手とは、誰も付き合いたくないと知らしめる時かもしれません。(ウェルス編集長)

【ウェルスのトリビア ~今週の紙面から~】

オーストラリアのトラクター販売が5年連続の10億豪$超えと上々です。さて昨年の販売高も12億豪$を超えましが、どの州の販売が最高だったのでしょうか?(答えは記事中に)

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ウェルスのトリビア

過去2年にわたって干ばつに苦しめられたコメ。今シーズンは回復が見込まれていますが、予想生産量は、前年比何倍でしょうか?(答えは記事中に)

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