NT北部のダム建設候補地、優先リストに

連邦政府のジョイス農相が作成したダム建設候補地の優先リスト30件に、北部準州(NT)北部アデレードリバー近くのワライ(Warrai)ダムが含まれたもようだ。地元生産者は、同地にダムが建設されればコメを含む農産物の生産が可能になり、地域が活性化すると期待を寄せる。6日付オーストラリアンが報じた。

ワライダムの建設候補地は、ダーウィンから南120キロメートルにあるアデレードリバー地区に位置し、リッチフィールド国立公園に隣接する。ダムが完成すれば、その水は飲料用としてダーウィンに供給されるほか、約3分の1は下流域の農業やかんがい開発に充てられる見込みだ。

成長を続けるアジア市場での農産物需要を見据え、オーストラリア北部では農産物の生産拡大と地方部の経済活性化が計画されている。しかし、キンバリー地区のオードリバーかんがい計画の第3期が土地所有者との折り合いがつかずこう着状態にあることなどから、農業生産の拡大が可能な代替地域として、アデレードリバー平原やキャサリンの下流域にあたるダリーリバー地区に目が向けられているという。

アデレードリバーで畜産業を営むブルース・ホワイト氏は「土地はいくらでもある。水があればどんな農作物も栽培できる」と述べ、ダム建設案を歓迎している。

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

オーストラリアのオーガニック食品業界の今年の成長率は、年何%と見込まれているでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る