豪中FTA交渉が最終局面、農家に懸念も

中国との自由貿易協定(FTA)交渉が最終局面を迎える中、農業分野のリーダーの間では、乳製品と砂糖、赤肉産業が中国市場への早期参入を果たすのは難しいとの見方も根強いようだ。5日付オーストラリアンが伝えた。

アンドリュー・ロブ貿易相は6日に北京入りし、7日朝に中国の高虎城商務相と会談を行う予定。来週には習近平・中国国家主席のオーストラリア訪問を控えていることから、FTA締結で大筋合意するものとみられている。

オーストラリアの酪農業者は、ニュージーランドが2009年に中国とのFTA締結で勝ち取ったのと同等の市場アクセスと関税削減を要求している。

だが、酪農業と牛肉産業は、苦しい闘いを迫られているもよう。ロブ貿易相の広報官は、オーストラリア側が求める関税撤廃を確保しつつあるとした上で、必ずしも期限内に要求するものが得られるとは限らないと述べている。

全国農業者連盟(NFF)のブレント・フィンレー代表は、オーストラリア政府が農家を犠牲にして交渉で妥協することはないと確信していると強調している。【6日付デイリーNNA豪州&オセアニア版より】

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