豪中の民間食料協力組織、投資で助言

鉄鉱石採鉱大手フォーテスキュー・メタルズ・グループ(FMG)のフォレスト会長が共同議長を務めるオーストラリアと中国の民間食料協力組織、豪中100年農業・食品安全パートナシップ(ASA100)が、より効果的な農業インフラ投資を実現するため、政府諮問機関インフラストラクチャー・オーストラリア(IA)に対し、農業インフラの投資について助言を行うことが分かった。両組織が覚書に調印する。17日付オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

農業インフラは全国的に老朽化が進んでおり、運送コストの上昇などが世界市場での競争力をそいでいるとして、農家から不満の声が上がっている。

ASA100はインフラ投資について決定権を持たないが、農業投資を促進し、投資過程を容易にしたい考え。例えば、連邦政府が民間からの直接投資や官民提携(PPP)を検討するような大型インフラ事業について、ASA100が同事業への共同出資者を探すことなどが計画されているという。

また、覚書には、中国向けに輸出されるオーストラリア産農産品や食品について、共通のブランドを採用することも盛り込まれた。フォレスト氏は「ニュージーランドは中国とのFTAを十分に活用し、(中国の消費者の間で)認知度を高めた。今度は(中国で)オーストラリア産を目にする番だ」と述べた。

ASA100のオーストラリア加盟社には、鶏肉加工大手バイアダや、乳業組合マレー・ゴールバーン(MG)、穀物取扱業者CBHグループ、食肉加工テイズ・オーストラリア、カセラ・ワインズなどが名を連ねる。中国側からも、中国農業銀行や新希望集団などが参加している。

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