大型トロール漁船、冷凍庫として再利用案

豪水産加工業シーフィッシュ・タスマニアは、連邦政府によって使用を禁じられた大型トロール漁船を洋上冷凍設備として利用する計画だ。ただし政府が再び介入し、これを却下する可能性がある。23日付オーストラリアンが伝えた。

バーク環境相は昨年11月、シーフィッシュ・タスマニアが所有するオランダ船籍の「アベル・タスマン」号の使用を向こう2年間にわたって差し止めた。これを受け同社は、全長143メートルの同漁船を冷凍施設としてのみ利用することを提案し、豪漁業管理局(AFMA)に認可を申請した。

タスマニア(TAS)州と南オーストラリア州ポートリンカーンを拠点とする小型漁船5隻が捕獲した魚を「アベル・タスマン」号に運ぶことで、漁獲後に漁船が港に戻る回数を減らすのが目的という。

シーフィッシュのピレロ社長は、「アベル・タスマン」号が漁獲に関与しないことから、環境面の問題は発生しないと説明している。

これに対して、ラドウィグ農林水産相の報道官は、バーク環境相が現在、この件について検討していると述べ、申請を却下する可能性があると示唆している。

TAS州選出のウィルキー下院議員(無所属)は、シーフィッシュの提案が「アベル・タスマン」号を豪海域にとどめ、最終的には漁獲に利用するための方便だと指摘し、申請を認めないよう政府に要請している。【24日付デイリーNNA豪州&オセアニア版より】

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