SA州イセエビ漁、海中公園指定で影響か

南オーストラリア(SA)州政府が、新たに指定を検討している海中公園内でイセエビの捕獲を禁止する見通しだ。ただし、SA州イセエビ顧問団体(RLAC)は、海中公園内で捕獲を禁止した場合、漁業会社が周辺部に殺到し、公園周辺のイセエビの生体数が激減することになると警告している。21日付アデレード・ナウが報じた。

RLACのフィリップス代表は、予定されている海中公園内で現在捕獲されているイセエビの数について、SA州政府は37トンと見積もっているのに対し、実際の捕獲量は70トンに達している可能性が高いと説明。同代表は、「これだけの量のイセエビを生産しているエリアで捕獲が禁止されれば、周辺地域での捕獲が増えることになる。捕獲量自体を減らす努力をしなければ、周辺部のイセエビの生存数に大きな影響が出るだろう」と指摘した。

業界ではまた、政府が海中公園内での捕獲を禁止した場合、イセエビ漁をやめる業者への補償内容が明確に示されていないとの声が上がっている。海中公園法の下、州政府は漁業会社に対して相応の補償を提供することが定められているが、フィリップス代表は「これが一体どういう補償なのか、詳細が定められていない」と述べている。

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