サケ養殖タサル、通期19%増益を記録

タスマニア(TAS)州のサケ養殖大手タサル(Tassal)は20日、2012/13年度(12年7月〜13年6月)決算で純利益が前年度比19%増の3,346万豪ドル(約30億円)に達したと発表した。03年に豪証券取引所(ASX)に再上場して以来、最大の純利益となった。21日付マーキュリーが報じた。

売上高は2億7,200万豪ドルだった。同社が国民1人当たりの消費量を引き上げる戦略を打ち出した結果、サケの売り上げが伸びたという。タサルのライアン社長は、「国内で1人当たりの消費量が伸びたことで、不安定な輸出市場への依存度を軽減できただけでなく、売り上げと利益を高めることができた」と説明した。

タサルは02年に、総額3,000万豪ドルの負債を抱えたまま管財人の管理下に入っていたが、メルボルンの実業家デイビッド・ウィリアムズ氏が4,400万豪ドルで同社を買収し、03年にASXへの再上場を果たしていた。管財人だったコーダ・メンサのライアン氏が社長に就任し、05年に同業アクアタスと合併している。

なお、TAS州ではサケ事業の規模は年間5億豪ドル規模に上っており、主要な雇用先として州経済に大きく貢献しているという。

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