マルハニチロ、豪漁業企業株50%を取得

マルハニチロホールディングス(東京都江東区)は4日、子会社のマルハニチロ水産を通じて、スペインの水産大手ペスカノバから、西オーストラリア州パースを拠点とする水産オーストラル・フィッシャリーズ(AF)の株式50%を取得したことを明らかにした。マルハニチロの広報はウェルス編集部に対し「AFに投資したことで、わが社の白身魚メロの漁業権は、世界全体の1割強に当たる約2,600トンになった」と述べた。

ペスカノバは今年に入って優良資産の売却を進めており、AFの入札を実施。マルハニチロは、1970年代からAFよりキエビなどの仕入れにより事業関係を続けており、漁業資源の確保を理由に応札してAFの株式を取得した。

AFはオーストラリアの排他的経済水域(EEZ)で、メロやコオリカマスの年間漁獲枠のうち、それぞれ7割強の漁獲権を保有している。マルハニチロは、AFが漁業権を保有する海域にアクセスし、漁業資源の確保を図る。

マルハニチロは今後、AFからこれまで仕入れ実績の無かったコオリカマスなどの商材の仕入れや、同社の販売網などを利用したAFの商材販売、またAFを通じてマルハニチロの商材をオーストラリアで販売することなどを検討している。AFの残り50%株式はパース拠点の水産業MGカイリスが保有する。【5日付デイリーNNA豪州&オセアニア版より】

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