サケ養殖大手の上場まずまず、事業拡大に弾み

タスマニア(TAS)州拠点のサケ養殖会社ヒューオン・アクアカルチャーが23日、オーストラリア証券取引所(ASX)に上場した。上場初日の終値は1株4.80豪ドル(約456円)と、公開価格を5豪セント上回った。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。

オーストラリアのサケ養殖業界は、最大手タサル(Tassal)とヒューオンの2強が市場をほぼ独占している状態。タサルは上場後に事業拡大を成功させており、ヒューオンに対しても今後の成長に期待が高まっている。

ヒューオンは28年前に養殖農家のベンダー夫妻が設立。上場後の市場価値は少なくとも4億豪ドルで、ベンダー夫妻が株式68%を握る。

30日の終値は前日比0.43%高の4.72豪ドルだった。

■酪農場運営会社も上場

ビクトリア州南西部に酪農場を運営するオーストラリアン・デアリー・ファームズ(旧APAファイナンシャル・サービス)も28日、ASXに上場した。初日の終値は0.22豪ドル。国内酪農家は9割超が家族経営で、上場は珍しい。今後は農場を拡張し、2年後の牛乳生産量を年5,000万リットルに引き上げたい考えだ。30日の終値は前日比8.16%高の0.265豪ドル。

■豚の治療薬会社さえず

一方、パイナップルを原料とし、抗生物質を含まない子豚向けの下痢治療薬「デタッチ(Detach)」を製造するアナタラ(Anatara)・ライフサイエンシズは16日にASX上場を果たしたが、初日の終値が公開価格を下回りさえない状況が続いている。30日の終値は前日比2.78%安の0.35豪ドル。

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