TAS州立大研究所、 イセエビ養殖で前進

タスマニア(TAS)州立大の海洋・南極研究所(IMAS)が進めているイセエビの養殖プロジェクトにより、高級食材であるイセエビが将来手ごろな値段で購入できるとの期待が高まっている。来年か再来年には卵からふ化した幼生を近海に放流し、どのくらいの個体数が成体まで成長できるかを調べる計画という。公共放送ABCが伝えた。

イセエビは成体になるまでの期間が長く、その成長過程も複雑なことから、捕獲数が少ない高級食材となっている。IMASでのイセエビ養殖に関する研究は1998年、サケの養殖成功を背景に、サケと同様にイセエビの養殖も可能にしようと始まった。

IMASは16年間にわたる研究で、卵から成体に成長するまでの飼育に成功。現在、オーストラリア・リサーチ・カウンシル(ARC)と米国のレストラン運営大手ダーデン(Darden)・グループからの資金援助を受け、国内での生体数拡大と海外での養殖所開設計画を進めている。

IMASでプロジェクトリーダーを務めるスティーブン・バテグレン準教授は、現時点で数千匹のイセエビを飼育しているものの、商業化を実現するためには数百万匹を繁殖する必要があると説明。「生産能力を拡大することが今後の課題」と述べている。

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