サケ養殖タサル、コールズへの納入契約更新せず

タスマニア(TAS)州のサケ養殖最大手タサルが、スーパーマーケット2位コールズとの納入契約2件について、水温の上昇による収穫減を理由に、更新しないことを明らかにした。契約を終了することによる業績への影響はないとしているが、規模で劣る競合2社にとっては市場シェア拡大の好機との見方もある。地元各紙が伝えた。

タサルは7日に発表した声明で、コールズ店舗内のデリコーナーで販売されるサケの納入契約と、コールズ向けにサケ加工製品を生産する米系食品加工会社シンプロット・オーストラリアへのサケの納入契約をそれぞれ更新しない方針を明らかにした。コールズとの契約は6月4日、シンプロットとの契約は6月30日に満了する。

コールズのデリコーナーへの納入は、TAS州の同業ペチューナ(Petuna)が契約を獲得。シンプロットとの契約は同ヒューオン・アクアカルチャーが受注するとみられている。

タサルは、コールズ向けの納入契約2件の終了後も、余剰分を国内で高値で販売できる納入先があることから、業績への影響はないとしている。また、コールズとは別の納入契約も結んでおり、今後も良好な関係を続けていくとしている。

 

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