マカダミア産業、今シーズンは好調予測

オーストラリアのマカダミアナッツ業界は今シーズン、開花時期である8~10月に天候に恵まれ、好調なスタートを切った。生産者団体オーストラリア・マカダミア協会(AMS)のバーネット最高責任者は、今後も良好な天候が続けば豊作になると期待感を示している。ウィークリー・タイムズが報じた。

1974年に商業生産を開始したマカダミアナッツ産業は、アジア市場を中心に拡大する需要を背景に年間約4万トン(殻付き)を生産するまでに成長。生産量全体の7割が世界40カ国以上に輸出されている。マカダミアナッツを生産する農家数も850軒以上に増加し、国内の栽培面積は約1万8,666ヘクタール。特にクイーンズランド州バンダバーグ地方での生産が拡大しており、同地区の生産量は2020年までに40%増加する見込みだ。

マカダミアナッツの多くは殻を外した実の状態で販売されており、菓子類やパン、シリアル、アイスクリームなどに使用されている。ただ、中国では殻付きのマカダミアナッツの需要が高く、殻付きのマカダミアナッツの輸出量は昨年に5,000トンとなった。殻を外したマカダミアナッツの輸出量は約7,000トンだった。

バーネット氏はまた、出荷価格が上昇していることで、生産農家では農園設備や栽培環境の整備が進んでいると話している。

■中国向け輸出急増

公共放送ABCによると、今年の中国向けマカダミアナッツ輸出量は4万1,000トンと大幅に増加し、全収穫量の4分の1近くに達する見通しだ。バーネット氏によると、中国向け輸出は過去3年間で急速に増加している。

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