ナツメ、乾燥に強い品種改良に一役

中国で人気の果物ナツメ(jujube)が持つ遺伝子特性が、オーストラリアで干ばつに耐性のある農産物の品種改良に役立つ可能性があることが分かった。ナツメの木は乾燥と高温に強いほか、対塩性があることから、塩分の多い土壌でも育つという。初の取り組みとして、西オーストラリア州立大の研究チームが、中国の研究員と共同でゲノム配列の解析に取り組んでいる。公共放送ABCが12日伝えた。

同大のスクール・オブ・プラント・バイオロジーのグイジン・ヤン準教授は、ナツメのゲノム配列を解析することで、干ばつなどに耐性のある穀物などの品種改良に生かすことができると指摘。「これらの特異遺伝子を複製してほかの植物に移植することができれば、ほかの農作物の品種改良に役立つだろう」としている。

ナツメは漢方薬にも使用される果物の一種で、中国では3,000年以上前から幅広く利用されている。

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