サクランボ収穫量、今年は過去最高水準に
- 2014/11/27
- 青果
オーストラリアの今年のサクランボ収穫量は最大1万8,000トンと、過去最高水準に達する見通しであることが分かった。気候に恵まれたことや、授粉が順調に行われたことが理由。ただ、海外からの引き合いが強いことから、豊作でも価格下落とはいかないようだ。公共放送ABCが23日伝えた。
サクランボの産地、ニューサウスウェールズ(NSW)州ヤングの農家スコット・クープランド氏によると、今年のサクランボは「質が非常に優れ、大きさも良く、豊作」で、10年以上ぶりの収穫に恵まれたという。サクランボ農家は過去数年にわたり、悪天候などで収穫量が伸び悩んでいた。
今年のサクランボ収穫量のうち、7,000トン前後が国内で消費される見込み。NSWサクランボ生産者協会のトム・イーストレイク代表は、東アジア地域からのサクランボ需要が高まっていることを理由に、収穫量の半分以上が輸出される可能性があるとしている。
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