オーガニック鶏肉会社復活へ、アジア輸出軸に

国内最大のオーガニック鶏肉生産会社イングルウッド・ファームズが、経営破たんした農業大手RMウィリアムズ・アグリカルチュラル・ホールディングス(RMWAH)からの分離を経て、アジア向け輸出を軸にした復活を目指している。香港向けの輸出を近く開始する見通しだ。公共放送ABCが伝えた。

クイーンズランド州南部に拠点を置くイングルウッドは昨年末、PMWAHの管財人から地元農家ヤングベリー一家に売却された。同一家はイングルウッド取得後、香港向けの輸出再開に向けて取引関係の構築に取り組んだという。

イングルウッドのホブス最高経営責任者(CEO)は、同州トゥーンバ(Toowoomba)で開催された輸出・イノベーション会議「アジアの世紀における農業(Ag in the Asian Century)」の席で、同社のアジア戦略ではニッチ市場の開拓が鍵になると説明。「わが社は規模が小さく、中国のような巨大市場に輸出はできない。(むしろ)取り扱いができる規模のニッチ市場に目を向け、適切なパートナーを見つけ出し、関係を築く必要がある」と述べた。

同CEOはまた、香港市場では手羽肉ともも肉の需要が高いことに触れ、「オーストラリアでは胸肉の需要が高いため、(香港向けに手羽やもも肉を輸出することで)鶏の部位を有効に活用できる」と話している。

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