10月の豪産牛肉の輸出量、月間記録を更新

10月のオーストラリア産牛肉(子牛肉含む)の輸出量が12万2,455トンに達し、月間の最高記録を更新したことが、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)の報告書で分かった。今年1~10月では105万9,158トンと、すでに100万トンを突破している。5日付ランドが伝えた。

MLAは、日照り続きで肉牛の処理頭数が増加していることと、世界的に牛肉需要が高まっていることが、輸出量の増加につながっていると分析している。

10月の最大の輸出先は米国で、4万2,704トンと前年同月の2倍を記録した。米国向けの赤身率90%の90CL(ケミカルリーン)の船側渡し条件(FAS)価格は1キログラム当たり平均685豪セント(約67.7円)。米国内の需給がひっ迫していることから、1~10月の米国向け輸出量は前年同期比79%増の31万7,986トンとなっている。

10月の日本向け輸出は前年同月比31%増の2万8,155トンとなり、1~10月の累計は前年同期と同水準に引き上げられた。

韓国向け輸出は10月に同2%減の1万3,448トンとわずかに減少。1~10月は同9%増の12万2,927トンだった。

10月の欧州連合(EU)向け輸出は同2%増の2,050トンとなり、穀物肥育牛肉の輸出割り当ては上限に近づきつつある。中東向けは同2%増の4,513トンと高水準を維持している。

今後も降雨量が平均を下回るとみられることから、肉牛の処理頭数も年末まで高水準を維持する見通し。牛肉生産量の増加に伴い、2014年通年の輸出量は13年の記録を上回る見込みだ。

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