ヤン鉱と得利斯が豪で合弁、中国に牛肉輸出

石炭大手のヤン州煤業の親会社である中国国有の (ヤン)鉱集団(YANKUANG GROUP)が先月、中国の豚肉加工販売大手の山東得利斯食品(Shandong Delisi Food)とオーストラリアで合弁会社「オズスター(OzStar)」を設立することで合意したと発表した。牛肉やワイン、乳幼児用粉ミルクなどの食品をオーストラリアで調達し、中国市場に輸出する。今年中ごろに設立する計画。オーストラリアンが伝えた。

ヤン鉱集団の広報担当者は、合弁設立により、オーストラリアの農家や生産者、食品加工業者に多大な事業機会がもたらされると強調。その一方、オーストラリア食肉家畜生産者事業団(MLA)のゼネラルマネジャーのマイケル・フィヌカン氏は、オーストラリアの牛肉産業が今後数年間は供給不足に陥るとの予想から、オズスターも供給確保で困難に直面することになるとみている。

オーストラリア産牛肉の中国向け輸出は、2015年1〜11月には前年同期比18%増を記録。今年(暦年)は輸出額が10億豪ドル(1豪ドル=約85円)に達するとみられている。

ヤン鉱集団は、傘下のヤン州煤業の子会社であるヤンコール・オーストラリアを通じ、オーストラリアで石炭生産を手掛ける。

ヤン鉱集団の合弁相手である山東得利斯食品は昨年、オーストラリアの赤肉加工4位で、ニューサウスウェールズ州北部インベレルに拠点を置くビンダリー・ビーフ(Bindaree Beef)の株式45%を総額1億4,000万豪ドルで買収している。

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