第23回 日本酒② オーストラリアでの日本酒販売状況

オーストラリアでは、日本酒販売の環境はどこまで進んでいるのでしょうか。日本酒の販売には、店舗での保管方法や商品の入れ替え、販売スタッフのトレーニングなど、さまざまな環境作りが必須です。特に日本食レストランとのマッチングは欠かせません。

オーストラリアの日本食レストランは増加傾向にあるものの、日本人が経営する店舗は減少傾向にあります。そのため、経営者の日本食に関する知識を深めるという新たな課題が出ているともいえます。今後は利き酒師や酒ソムリエが増えてくるのを期待したいところです。

日系輸入業者によると、日本食品卸業者のオンライン販売サイトや日本酒専門サイトからの購入が一般化してきています。米国、タイ、欧州からも輸入されているため、オーストラリアの日本酒市場規模は「日本からの輸入量の2倍以上」とみられています。

一般のオーストラリア人にとっては、日本酒はまだ馴染みが薄いですが、近年の日本食ブームやアルコール飲料の多様化を受け、需要は今後も増え続けると思われます。日本酒の主な購入者は日本食レストランで、シドニーだけで約150店舗以上あるとみられています。一方、オンラインで購入する一般の消費者も増えつつあります。

 

本記事は日本貿易振興機構(ジェトロ)による「オーストラリアにおける日本食材の販売事例調査(20173月)」の情報を参考にしております。レポートの全文は下記リンクよりご確認ください。
https://www.jetro.go.jp/world/reports/2017/02/9ddebf5de1d1b828.html

関連記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る