第303品 ポーチャーズ・パントリーのカンガルー・プロシュート

話題性もつまみとしても酒の席にもってこい

日本ではシカやイノシシなどのジビエ料理というとまだ珍しい部類に入ります。ですが実は農林水産省が、野生の鳥獣による農作物被害の増大を食い止める目的などで、外食産業や学校などでのジビエ利用を推進しています。一方のオーストラリアではジビエといえば、独特の臭みを持つカンガルー。本コーナーではこれまでに、ジビエ初級者向けの「カンガルージャーキー」を取り上げましたが、今回は一歩踏み込んで、中級者向けのプロシュートを紹介します。

今回注目するカンガループロシュートを生産しているのは、キャンベラの郊外に拠点を構えるポーチャーズ・パントリー。28年前に肉の燻製所として創業しましたが、次第にワイン用ブドウ畑やレストランなど事業を拡大し、自然に囲まれた美しい立地から、結婚式などのイベントでも利用されるようになりました。現在はIGAなどの食料品店に燻製肉などを卸しているので、手軽に同社の質の高い燻製品を手に入れることができます。

カンガルーのプロシュートはジビエらしい深いコクがあり、赤ワインとよく合います。臭みが苦手な人は、ローズマリーなどハーブ入りのラヴォッシュ(クラッカーの一種)と合わせるのがおすすめ。価格は70グラム入りで10.85豪ドル(1豪ドル=約82円、価格は調査当時)です。ジビエ振興に乗じて日本に輸出すれば、珍しいカンガルー肉として注目が集まるかもしれません。(岩下)

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