第308品 ノヤのカシューナッツバター

ナッツの自然な甘みがクセになる

ナッツバターといえば、日本ではピーナッツバターが主流で、トーストに塗って朝食に食べる家庭が多いようです。一方オーストラリアではカシューナッツやアーモンド、マカダミアナッツなど、多種多様なナッツを利用したバターが販売されており、ナッツバターを使ったレシピも豊富です。今回紹介するノヤ(NOYA)のナッツバターは、原材料がナッツ100%と、ナッツの旨味を余すところなく活用しており、日本人のおやつの幅広がること間違いなしです。

ノヤの拠点はメルボルンのブランズウィック。25年前に、小さな倉庫で1日100瓶のナッツバターを1つずつ手作りで生産するところから始まりました。今や多くの独立系食料品店で販売されているだけでなく、昨年5月には大手スーパーマーケットのウールワースでも全国的に取り扱いが開始され、より多くの人々の手に届くようになりました。

ノヤのナッツバターは、ビーガン、グルテンフリーで、乳製品、砂糖、塩、油、添加物は一切使用していません。今回試したカシューナッツバターは、ピーナッツバターよりクセがなくて食べやすく、塩分と糖分が少ない半面、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれています。価格は250グラムの瓶で8.5豪ドル(1豪ドル=約81円、価格は調査当時)。濃厚なギリシャヨーグルトとメープルシロップと混ぜ合わせて冷やすと、立派なスイーツに早変わりするのでおすすめです。(岩下)

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