第157品 「ライフヘルスフーズのハーティー・ベジスープ」

くせになる濃い味が決め手です

オーストラリアでは昼食にパンが付いたスープが店で売られています。ただ、スーパーマーケットにも、各食品メーカーがパッケージや中身に独自の工夫を施して販売するスープが多くあり、うまく選べばおいしいスープが飲めます。

今回紹介するのは、2015年からシドニーを拠点に事業を行っている食品メーカー、ライフヘルスフーズが5.29豪ドル(1豪ドル=約81円、価格は調査当時)で販売するハーティー・ベジスープです。ケールやエンドウ豆、レッド・レンティルの入る野菜スープ、パッケージの緑色に引きずられると、開けた時にトマトベースの赤いスープを目にしてまごついてしまうかもしれません。

材料にはトマトのほか、農業地帯として名高いビクトリア州ギップスランド産の野菜(ブロッコリー、カリフラワー、フェンネルなど)が10%も入っていることを強調しています。社是を「オーストラリア人の健康な生活を向上させる」とする同社ですが、肝心のスープの味は健康志向とはいえ、病院食のような薄味ではなくしっかりした濃い味付けでまた飲みたくなりそうです。同社はほかにも、モロッコ風チックピー・タジン煮込みスープや、タイ風ジャングルカレーなどのほか、ベジタリアン向けの食品なども販売しています。(頼徳)

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