フリーレンジ

豪州では最近、養鶏の形態として、ケージ飼いよりも、野外を自由に歩き回れるフリーレンジや室内飼育(バーンレイド)に軍配が上がり始めている。タスマニア州が先にケージ飼いを廃止する方針を明らかにしたほか、首都圏特別区(ACT)は、唯一の商業的卵生産施設との間で、今後2年で段階的なケージ飼い廃止で合意した。
動物愛護上の理由でこういう流れになっているようだが、はたしてバイオセキュリティーとしては大丈夫なのだろうか。室内飼育までは外部と分離できるのでいいが、フリーレンジは野外。野鳥との接触までは農家の目も届かないはずだ。
ふと頭に過ぎるのは鳥インフルエンザ。豪州でも以前かなり警戒を強め、フリーレンジの農家は自衛策として一時的に室内飼いに変更したこともあったようだ。動物愛護一辺倒になった場合、脆弱性が露呈する可能性もある。何事にもバランスが大切だと思われるが。(豪々)

この著者の最新の記事

関連記事

アーカイブ

ウェルスのトリビア

上場計画を再始動したカキの養殖会社イースト33によると、シドニーロックオイスターの価格は上昇していますが、過去5年間で何%上昇したでしょうか?(答えは記事中に)

ページ上部へ戻る