オーストラリアは中国の脅威でない=農相

連邦政府のジョイス農相は、中国の主要農業地帯である黒竜江省を訪問し、オーストラリアと中国が今後自由貿易協定(FTA)を締結しても、オーストラリア産農産物が中国市場にあふれ、国内の農家に打撃を与えることはないとの見解を示した。両国間のFTA交渉をめぐっては、「アジアの食糧庫」を掲げるオーストラリアが中国の農家にとって脅威になるとの懸念が浮上しており、同農相は懸念の払拭(ふっしょく)に努めている。15日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報じた。

農相は報道陣に対し「オーストラリアが農産品の生産量を倍増したとしても、1億2,000万人分の腹を満たすにすぎない」と説明。オーストラリアは中国の農家を脅かすほどの大量の農産品を生産できないと主張した。加えて、オーストラリアは現実的にはアジアの食糧庫になれないとの見方を示し、代わりに質の高い農産物を供給できる国であると続けた。

同農相は中国で、第3回アジア太平洋経済協力会議(APEC)食料安全保障相会合に出席した。

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