NZ首相が訪中へ、両国のFTA改正に意欲

ニュージーランド(NZ)のジョン・キー首相は今月に訪中し、両国の自由貿易協定(FTA)の「アップグレード」について協議する方針だ。両国のFTAは2008年4月に調印し、同年10月に発効している。NZヘラルドが11日、伝えた。

キー首相は、NZと中国のFTAが両国にとって成果を上げ、2国間の貿易額が発効から8年間で2倍以上の約190億NZドル(1NZドル=約76円)に達したと説明。FTAをアップグレードすることにより、協定の内容を近代化し、両国関係の今後の強化が確実になると主張している。

同首相は先月、首都ウェリントンで開催された会議で、中国とのFTAの改正が「多大な機会」を創出すると述べていた。

NZは、中国がNZの農産品に課している特別セーフガードの撤廃を目指す考えとみられる。昨年12月に発効したオーストラリアと中国のFTAには特別セーフガードは含まれていない。NZと中国のFTAでは、一方の国が他の国と新たに締結した協定に盛り込まれている内容に合わせ、協定の改正を求める権利があるとされている。

キー首相はまた、中国向けの冷蔵食品の輸出開始にも意欲を見せている。NZ食肉産業協会(MIA)は、中国向けの冷蔵肉輸出が実現した場合、68億3,000万NZドル規模のNZの食品輸出産業にとって「非常に大きな」市場になる可能性があるとしている。

同首相は今回の訪中で、習近平国家主席、李克強首相と会談するほか、陝西省西安市と上海市を訪問する予定。【13日付デイリーNNA豪州&オセアニア版記事より】

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