<VIC予算案>「最高の予算の一つ」農家歓迎

ビクトリア(VIC)州政府が27日発表した来年度予算案では、これまでに発表されていた地方部の輸送インフラ整備に加え、新たに水インフラ強化やバイオセキュリティーへの拠出が盛り込まれた。VIC州農業者連盟(VFF)は「これまでの中で最高の予算の一つ」と歓迎している。公共放送ABCなどが伝えた。

輸送インフラ事業では、北部マレー盆地の貨物鉄道の改修計画「マレー盆地鉄道改修事業(Murray Basin Rail Project)」に2億2,000万豪ドル(1豪ドル=約85円)を充てるほか、地方部の鉄道整備に13億豪ドルを割り当てる。これには、バララット線の改修(5億1,800万豪ドル)に加え、トララルゴン、ジーロング、シェパートン、ベンディゴ、ワーランブールへの旅客サービスの増便などが含まれる。

さらに、全長2,500キロメートルの道路について、4億2,600万豪ドルを投じて、安全性を高めるための改修を行う計画で、その大半を地方部の道路が占める。プリンセスハイウエーやミッドランドハイウエーなどの地方の主要道路も、追い越し車線の設置などの改修を行う。

■水パイプライン延長

干ばつに見舞われている同州で重要性が増している水インフラでは、すでに発表されている8,000万豪ドルを投じたロッドン(Loddon)自治体でのパイプライン延長や、2,000万豪ドルを充てるマカリスターかんがい地区でのパイプライン延長が盛り込まれた。新たにウェリビーとバッカスマーシュの2地区で、老朽化したかんがい設備を1,600万豪ドルを投じて改修することが発表された。

また、干ばつの被災農家は、農場でのインフラ整備で州政府の補助金を申請することができる。

バイオセキュリティー予算は2,560万豪ドル。新たに追加された500万豪ドルは、技術開発やワクチン生産、施設改修に投じられる。

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