外国籍のチャーター漁船が反発、 NZが新規制

ニュージーランド(NZ)が今月1日から、NZの排他的経済水域(EEZ)で操業する外国船籍のチャーター漁船に関して新たな規制を導入した。新規制では、NZで漁業を行う外国籍のチャーター漁船は船籍をNZに変更しなければならず、現時点で9隻がこれを拒否し、NZ海域での漁業を停止する方針を示しているという。1日付NZヘラルドが報じた。

NZでは2012年に、外国籍のチャーター漁船で働く一部の労働者が劣悪な労働環境下で作業をし、奴隷的な労働環境を強いられているとの報告を受け、政府が規制の見直しを開始。14年には外国籍のチャーター漁船に関する規制が変更され、これらの外国船籍に対し、今年5月1日までに船籍をNZに変更するよう求めていた。

新規制の下では、NZへの船籍変更以外に、チャーター漁船は雇用や安全、衛生などに関してNZの法律を順守しなければならない。

NZのガイ第一次産業相によれば、日本や韓国、ウクライナ、ドミニカ国などのチャーター漁船9隻がNZに船籍を変更したほか、3隻が現在、変更手続きを進めている。ただ、ほか9隻に関しては船籍変更を行わず、NZ海域での漁業を行わないことを決定したという。

新規制ではほかにも、すべての外国船に監視員が配備されるほか、乗組員にNZ国内の銀行口座を開設することを義務付けている。

 

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